韓国と日本、それに中国の子どもたちが集まって絵本や童話をテーマに交流を行う「韓日中子ども童話交流」が4年ぶりに再開されました。
全国17の市と道の教育庁とソウル教育大学が共同で主催する「韓日中子ども童話交流」は、17日からソウルと京畿道(キョンギド)楊平(ヤンピョン)で開かれています。
この交流事業は2002年に始まり、ことしで17回目となります。
新型コロナの影響で2020年から延期となり、ことし4年ぶりに再開されました。
韓国での開催は、2012年と2017年に次いで3回目です。
ことしは、韓日中の3か国から、小学4年生から6年生までの子どもたちやスタッフなど、合わせておよそ240人が参加しました。
参加者らは、「鳥」をテーマに各国のおとぎ話を紹介するとともに、専門の飼育員から説明を受けながらさまざまな鳥類を観察するほか、グループ別にオリジナルの童話の絵本作りに挑戦します。
教育部の関係者は、「3か国の子どもたちが言語の壁を越えて、相手をより深く理解する機会になればと願う」として、交流事業への期待を示しました。
「韓日中子ども童話交流」は今月23日まで開かれます。