ソウルに住む韓国人が選ぶ地元のランドマークは、14年前に行われた前回の調査から大きく変わり、1位だった「朝鮮王朝時代の宮殿」が3位に後退し、4位だった「漢江(ハンガン)」が1位になりました。
ソウル市が、ソウルに住む15歳以上の韓国人およそ3万5千人を対象に行った調査の結果によりますと、ランドマークとして、ソウル市内を流れる川、「漢江」を挙げた人が半数近くを占め1位、次いで「光化門(クァンファムン)広場」、「朝鮮王朝時代の宮殿」、「Nソウルタワー」の順となっていました。
2010年の調査で4位だった「漢江」が今回の調査では1位に選ばれ、当時1位だった「宮殿」は2つ順位を落とし3位となり、ソウル市民の意識が過去10年間で大きく変わったことが分かりました。
また、ソウルの魅力について質問したところ、1位は「交通の利便性」、続いて「ショッピング」、「食べ物」の順となり、環境に関する質問では、「安全性」を最も高く評価していることがわかりました。
一方、ソウルに3か月以上滞在している外国人2500人を対象にソウルのランドマークについて聞いたところ、「光化門広場」、「宮殿」、「東大門(トンデムン)デザインプラザ」、「漢江」の順となりました。