日本の建築家、安藤忠雄さんが設計を手がけた韓国の美術館「ミュージアムSAN」に、安藤さんが新たしく設計した瞑想のためのスペースが16日にオープンします。 
 
2013年に開館した「ミュージアムSAN」は、韓国東部の江原道（カンウォンド）・原州（ウォンジュ）にある美術館で、全体の設計を安藤さんが手がけました。
 
「ミュージアムSAN」の敷地内に今回追加でオープンする瞑想スペース「The Space of Light」では、オーディオガイドを聞きながら、瞑想することができます。
 
「The Space of Light 」について、安藤さんは、自身が若い頃に訪れたイタリア・ローマのパンテオンの光を思い浮かべながら設計したと話していて、館内の壁には十字型のスリット窓が設置され、その窓から十字の光が差し込みます。
 
現在 「ミュージアムSAN」では 、開館10周年を記念して、安藤さんの建築を紹介する特別展「安藤忠雄－青春」が４月１日から開かれていて、これまでに10万人が訪れたということです。