地球観測に使う韓国初の超小型衛星の打ち上げが24日、ニュージーランドで行われ、衛星は無事、軌道に入りました。
韓国の超小型衛星の第一号機は、アメリカの宇宙企業「ロケットラボ」のロケットに載せられ、ニュージーランドの発射場から現地時間の24日午前7時32分に打ち上げられ、50分後に軌道に入りました。
この衛星は、重さ10キロ未満で、モノクロで1メートル、カラーでは4メートルの物体を識別できる光学カメラを搭載しています。
韓国政府は今後、2026年と2027年に超小型衛星を追加で5機ずつ打ち上げ、合わせて11機を運用する計画です。
11機での運用が始まれば、これまでの中型や大型の衛星に比べて、より広い地域を同時に観測できるため、経済と安全保障の面で、より高い成果が期待されています。