メニューへ 本文へ
Go Top

政治

労働団体が各地で集会 尹政権の労働政策を非難

Write: 2024-05-01 14:39:42Update: 2024-05-01 14:45:37

労働団体が各地で集会 尹政権の労働政策を非難

Photo : YONHAP News

労働者の祭典・メーデーの1日、労働団体は、ソウルをはじめとする全国各地で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の労働政策を糾弾する集会を開いています。
 
韓国の二大労組、民主労総=全国民主労働組合総連盟と韓国労総=韓国労働組合総連盟は、1日午後2時から、ソウルをはじめとする全国15の地域で集会を開いています。
 
集会の参加者は、全国でおよそ8万人、ソウルだけでおよそ3万2000人になると予想され、交通混雑が懸念されます。
 
警察は、全国各地に1万人あまりを動員し、集会での違法行為などに備えることにしています。
 
このうち民主労総は、ソウルの光化門(クァンファムン)などで集会を開き、尹政権の労働政策を糾弾し、尹大統領の退陣を求めています。
 
民主労総は、労働者のストライキによって企業に損害が発生しても、企業が労働者に損害賠償を請求できないようにするための「労働法第2条と第3条の改正案」を尹政権が拒否しているほか、最低賃金に差を設ける必要があるとして、低賃金労働者の賃金の更なる引き下げを試みているなどとし、尹政権が労働者の権利を無視していると批判しています。
 
民主労総は、集会後に大統領室があるソウル龍山(ヨンサン)に向かってデモ行進を行う計画です。
 
一方、韓国労総も、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会前で集会を開き、定年延長や週4日勤務制の導入、5人未満の小規模事業者に対する労働基準法の適用などを求めています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >