サムスン電子のことし1月から3月までの売り上げは、半導体事業が黒字に転じたことにより、5四半期ぶりに70兆ウォン台を回復しました。
サムスン電子が30日、明らかにしたところによりますと、ことし1月から3月までの売り上げは71兆9000億ウォンで、前の年の同じ時期に比べて12%増加しました。
サムスン電子の売り上げが70兆ウォンを上回ったのは、2022年の第4四半期以来、5四半期ぶりで、2022年の第1四半期に次いで、過去2番目に高い記録となりました。
営業利益は6兆6000億ウォンで、去年に比べて10倍に増加しました。
売り上げ増加の背景には、半導体業界の好況により、半導体事業部の業績が好調だったことがあります。
半導体事業部の1月から3月までの売り上げは23兆1000億ウォン、営業利益は1兆9000億ウォンでした。
サムスン電子の半導体部門の営業利益が黒字に転じたのは、2022年第4四半期以来、5四半期ぶりです。
去年は、半導体業界の不況により年間で15兆ウォンに上る赤字を記録しました。