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北韓の金与正氏「韓国の特使派遣の提案を拒否」 

Write: 2020-06-17 10:50:54

Thumbnail : YONHAP News

北韓メディアは、韓国が今月15日に特使の派遣を提案したことを公開したうえで、北韓の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長が、韓国の提案を拒否したと報じました。
朝鮮中央通信など北韓メディアは、「韓国が今月15日に特使の派遣を提案した」としたうえで、「われわれの強力な敵対報復攻勢に動揺した文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に特使を送ると請い願ってきた」と伝えました。
朝鮮中央通信は、文大統領が金委員長に鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長もしくは徐薫(ソ・フン)国家情報院長を特使として派遣することを提案し、日程などは北韓に合わせるとしたうえで、早い段階で実現することを要請したと報じました。
しかし、金党第1副部長が、「見え透いた策略がみえる不純な提案だ」として、特使派遣を受け入れない立場を韓国側に伝えたということです。
今月15日は、2000年6月の南北共同宣言からちょうど20年を迎える日でした。
北韓が脱北者による体制批判のビラ散布を理由に、今月9日に南北間のすべての連絡・通信チャンネルを遮断した中、韓国政府は、国家情報院と統一戦線部のホットラインを通じて、特使派遣の提案を行ったものとみられます。
鄭義溶国家安保室長と徐薫国家情報院長は、2018年に特使として北韓を訪問し、南北首脳会談の準備にあたったとされています。

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