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板門店宣言2周年 韓国政府、東海北部線推進記念式を開催

Write: 2020-04-27 14:32:41

Thumbnail : YONHAP News

南北首脳による板門店宣言から2年となる27日、当時合意した鉄道連結事業を再開する「東海北部線推進記念式」が江原道(カンウォンド)高城郡(コソングン)の猪津(チェジン)駅で行われました。
記念式には、金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官 、金賢美(キム・ヒョンミ)国土交通部長官、崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事など150人あまりが出席しました。
記念式で金統一部長官は、「南北の軍事境界線のあるこの地域から平和経済の花を咲かせよう。その第一歩が東海北部線の建設だ」と語りました。
東海北部線は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が掲げるいわゆる「東アジア鉄道共同体」構想の軸となる路線で、現在途切れている一部の区間をつなげば、列車に乗って釜山を出発すると、北韓を経由して、そのままロシアやヨーロッパにも行くことができます。
政府は、途切れている江陵(カンヌン)から猪津のまでの110キロの区間を連結する工事を遅くとも2年以内に始めたいとしています。
統一部は今月23日、この事業を南北交流協力事業として承認し、着工までにかかる期間を最長でも1年半と定めています。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、大統領府青瓦台で行われた首席補佐官会議で、南北首脳による板門店宣言から2年となったことを受け「新型コロナウイルスの感染症対策が南北協力の新たなチャンスになる」として「 北韓とともに解決に取り組む最も現実的な課題として、まず感染症対策から始めていきたい」と述べました。

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