テレビ番組を見ていた世帯のなかで、特定のチャンネルを見ていた世帯の割合を示す「視聴占拠率」で、KBSは去年も2位を大きく引き離し、1位だったことがわかりました。
放送通信委員会が2日に発表した、301のテレビ放送事業者の去年の視聴占拠率によりますと、地上波チャンネルではKBSが22.3%で1位でした。
続いて、10.5%のMBC、7.8%のSBS、1.9%のEBSの順でした。
ケーブルやIPTVなど有料放送の総合編成チャンネルでは、TV朝鮮が7.9%でもっとも高く、続いて6.1%のJTBC、4.1%のチャンネルA、3.7%のMBNの順でした。
地上波チャンネルと総合編成チャンネルのいずれも、おととしの順位に変わりはありませんでした。
報道専門チャンネルでは、YTN、聯合ニュースTVがいずれも3%台の半ばでほぼ同じでした。
このほか、複数のプラットフォームを借り受けて放送するチャンネル使用事業者では、CJ ENMが10.3%でもっとも高く、現代HCNが3.2%、SKブロードバンドが0.5%などの順でした。
通常の視聴率は、テレビを見ていない世帯も含め、全世帯のなかで何パーセントの世帯が特定の番組を見ていたかを測る数値であるのに対して、占拠率は、テレビを見ていた世帯のなかで、ある番組を見ていた世帯の割合を測る数値です。