LG電子と、インターネット大手「カカオ」の系列会社、カカオモビリティーが、オフィスや商業ビルなどでロボットを使った配送サービスを始めます。
LG電子とカカオモビリティーは、ソウル市内にあるビルで、ロボット配送サービスを今月25日にスタートするということです。
LG電子はAIを使った自動運転ロボットとその制御システム、カカオモビリティーはアプリなどをそれぞれ担当するということです。
LGが開発したロボットは、高さ130センチ、重さ73キロで、胴体に4つに分けられた収納スペースが設けられています。
一回の配送で運べる荷物の重さは最大30キロで、4箇所に品物を届けることができるということです。
このロボットはビルの内部での配送に特化した設計になっていて、通行人をよけ、エレベーターや自動ドアを使って、違う階や区切られた区間に移動することができます。
例えば、利用者がアプリでコーヒーや食べ物などを注文すると、ビル内にある店の店員がロボットに品物を入れ、ロボットが利用者の席まで配送します。
また、書類や郵便物の配達にも使われるということです。