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スマホで撮るだけ AIによるペットケア「ペットテック」に脚光

Write: 2022-02-15 15:07:31

Thumbnail : YONHAP News

韓国では、300万を超える世帯でペットが飼われていますが、ペットを飼う独身世帯や高齢者世帯も依然として増加傾向にあることから、ペットケア市場も急成長を遂げていて、とくにデジタル技術やAI=人工知能を活用してペットの世話をする「ペットテック」が注目を浴びています。
近年、行方がわからなくなったり捨てられたペットの数は年間13万匹に達しています。
動物登録制度が施行されてから8年が経ちますが、ペットの体に識別装置を埋め込まなければならない点に飼い主たちが抵抗を感じるためか、登録率は40%を下回っています。
このような現状を受けて、スタートアップ企業によるペットケアサービスの開発が進んでいます。
ある企業は、動物の鼻が人間の指紋と同じように個体ごとに異なるという点に着眼してアプリを開発。スマートフォンでペットの鼻を撮影することで瞬時にペットを登録し個体識別できるようにしました。
このアプリの正確度は98%に達し、アプリさえインストールしてあれば誰でも犬の鼻を撮影して飼い主を探すことができます。
また別の企業では、AIを利用してペットの健康診断ができるヘルスケアプラットフォームを開発しました。
ペットの各部位の写真を撮るとAIが膨大なデータと比較し、健康に異常があるかどうかを判断してくれます。
このサービスは、AIの学習のために100万枚以上の写真を収集したほか、獣医との連携を通じて正確度を高め、国内で初めて動物用医療機器の許可も取得したということです。

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