2017年の年間映画観客数がおよそ2億2000万人に上り、過去最多記録となりました。
映画界では、当初、韓国映画の興行不振や20代~30代観客の減少などにより、2017年の年間観客数は、前年度を下回るか横ばいになるだろうと見ていました。
しかし、先月、「スチルレイン（Steel Rain）」、「神と共に-罪と罰」、「1987」など、韓国映画の話題作が一斉に興行に成功し、実績が上がりました。
映画振興委員会の1日付の統計によりますと、去年の累計観客数は、前年より284万人増えた、2億1987万人と集計されました。
年間観客数は、2013年に初めて2億人を突破してから2億1000万人台に止まっていました。2016年には6年ぶりに観客数が多少減りましたが、2017年にまた持ち直しました。
2017年の韓国映画観客数は、1億1390万人で、6年連続1億人を超えています。韓国映画のシェアも53.0%で、7年連続50％を超えています。これは、2017年の年末に韓国映画の大作が相次いで封切し、興行に成功したためだと見られています。