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北韓の金与正氏 尹大統領の新年のあいさつを批判

Write: 2024-01-03 09:35:51

Thumbnail : YONHAP News

北韓の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が元旦に国民に向けて行った新年のあいさつのなかで、今年の上半期に韓米の拡大抑止のシステムを完成させると述べたことを強く批判し、北韓による核戦力の確保の正当性を強調しました。 

尹大統領は、1日の新年のあいさつで、「強化された韓米による拡大抑止体制をことし上半期までに完成させ、北韓の核ミサイルの脅威をもとから封じ込める」と述べています。

北韓の金副部長は翌2日、「大韓民国の大統領に送る新年のメッセージ」と題した談話を発表し、「尹大統領が新年も軍事的攻勢を強めていくと強調したことを大いに歓迎する」としたうえで、「韓国に対してより圧倒的な核戦力を確保する正当性を北韓に改めて与えた」と威嚇しました。

また、「尹大統領は北韓が自衛的な軍事力を育てるのに貢献した」と皮肉を込めて批判しました。

さらに、金副部長は、「尹大統領が北韓政権を敵だと位置づけたおかげで、北韓の本当の敵が誰なのかが明確になった」と語りました。

また、「文在寅(ムン・ジェイン)による和平を推進する意志に足を引っ張られ、我々が戦力強化のためにすべきこともできず、少なからぬ時間を浪費したのは大きな損失だった」と指摘しました。

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