尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持率は、就任2周年を控えて今週行われた調査で24%となり、歴代大統領の就任2年の支持率としては、過去最低となりました。
韓国ギャラップが、今月7日から9日まで、18歳以上の男女1000人を対象に尹大統領の国政運営について調査したところ、前向きな評価は2週間前の調査と同じ24%、否定的な評価は前回の調査より2ポイント上昇し、67%となりました。
前向きな評価の理由としては、「外交」と「医学部の定員拡大」が上位で、否定的な評価の理由は、「経済」と「コミュニケーション不足」をあげた人が多くなっていました。
尹大統領の支持率は、就任直後の2022年5月の第2週に52%に達しましたが、その3か月後、8月の第1週には24%まで下落しました。
去年はおおむね30%台を維持し、先月行われた総選挙のあとは、大幅に下落して20%台を記録しました。
尹大統領の就任から2年の支持率は、過去の大統領の同時期の支持率と比較して、最低となりました。
一方、韓国ギャラップは、「尹大統領の就任2周年の記者会見は、調査の最終日に行われたため、記者会見に対する世論の反応が今回の調査に完全に反映されたとは言えない」としています。