尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、就任から2年を迎え、ソウル市内で市民と交流し、食費をはじめとした物価高への対応などについて話し合いました。
尹大統領は10日の午後、憩いの場としてソウル市民が多く訪れる清渓川(チョンゲチョン)で市民と交流し、物価などに関する市民の声に耳を傾けながら、政府が生活の安定に力を入れていくことを強調しました。
尹大統領は、9日に行われた就任2年の記者会見でも、「生鮮食料品や外食の価格上昇が続いている」として、食費の高騰を抑えるために全力で取り組んでいく姿勢を示しました。
また、「食料品の価格安定に向け、関連省庁が対策を講じている」として、「特定の品目の関税を一時的に低くするなどして輸入品の価格を抑えるとともに、輸入する国を多角化するなど、対応に乗り出している」と説明しました。