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政治

与党トップ 朴元大統領と面会 保守層を引き止めか

Write: 2024-03-27 12:35:05Update: 2024-03-27 12:54:32

与党トップ 朴元大統領と面会 保守層を引き止めか

Photo : YONHAP News

与党「国民の力」のリーダー、韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長は、「国民の力」の伝統的な支持基盤である大邱(テグ)を訪問し、朴槿恵(パク・クネ)元大統領と面会しました。保守派の有権者が多い大邱と慶尚北道(キョンサンブクド)で、最近、支持率が低下していることから、あらためて地盤を固める狙いがあるものとみられます。 
 
韓委員長は26日、大邱市にある朴元大統領の自宅を訪問しました。
 
面会はおよそ30分間行われ、朴元大統領は、危機を迎えた時こそ、団結する必要があると述べたということです。

世論調査会社の韓国ギャラップが先週、行った世論調査で、「国民の力」の大邱と慶尚北道での支持率は、前の週に比べて12ポイント下がって49%になりました。

朴元大統領の最側近と称される人物が、「国民の力」の公認候補に選ばれたあと、韓委員長が、この候補による不適切発言を理由に公認を取り消したことが、依然として朴元大統領を支持する有権者が多いこの地方で反感を買ったという分析が出ています。

さらに、朴元大統領が、2016年に弾劾された際、検察の捜査を率いていたのは、現在、国民の力のリーダーを務める韓氏で、韓氏は、昨年の暮に非常対策委員長に就任してからこれまで、大邱を訪れることはあったものの、朴元大統領に会ったことはありませんでした。

党の支持率が下がる中、朴元大統領に直接会うことで、大邱と慶尚北道地域の伝統的な支持層にアピールする狙いがあるとみられています。

一方、今回の選挙の公約として、韓委員長は27日、「国会を世宗(セジョン)市に移転させたあと、汝矣島(ヨイド)にある国会議事堂の建物をソウルの新たなランドマークにする」と述べました。
 
2031年までに国会議事堂を世宗市に移転すること自体はすでに決まっていて、27日の韓委員長の発言は、これまで国会議事堂があることで汝矣島に対して敷かれていた高さ制限を撤廃し、ソウルの都市開発を進めることが主な内容です。

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