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国際

金与正氏 「岸田首相から首脳会談の提案受ける」

Write: 2024-03-25 14:35:17Update: 2024-03-25 14:35:49

金与正氏 「岸田首相から首脳会談の提案受ける」

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏は談話を発表し、日本の岸田総理大臣から首脳会談開催の提案を受けたと述べました。  
 
朝鮮労働党の金与正第1副部長は25日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、「最近、岸田総理大臣が、できるだけ早い時期にわが国の国務委員長に直接会いたいという意向を伝えてきた」と述べました。
 
また、「北韓と日本との関係を改善する新しい道を開くうえで重要なのは、日本側の政治的決断だ。日本が現在のように北韓の主権的権利の行使に干渉しながら、解決する術もない拉致問題にこだわるなら、岸田総理大臣の構想は人気を取る動きに過ぎないという評価を避けられない」と主張しました。
 
首脳会談を開催する前提条件として、拉致問題を取り上げないことを求めたものとみられます。
 
岸田総理大臣は、先月9日の国会答弁で、金正恩国務委員長との首脳会談をめぐり、「働きかけは絶えず行っている」と話していて、これを受けて金副部長は先月15日、談話を発表し、「岸田総理大臣が平壌を訪れる日も来るだろう」と話していました。
 
一方、岸田総理大臣は金副部長が新しい談話を発表したことについて、「報道について私はまだ承知していない。そのうえで拉致問題などの諸課題を解決するためにはトップの会談が重要で、私直轄のレベルでの北韓に対するさまざまな働きかけを行ってきていることは従来申し上げてきたとおりだ」と述べました。

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