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政治

医学部定員 増員分の82%は地方 ソウルは増員無し

Write: 2024-03-21 10:57:55Update: 2024-03-21 10:58:54

医学部定員 増員分の82%は地方 ソウルは増員無し

Photo : KBS News

政府は、来年度の大学医学部の定員を、これまでの方針通り、全国で2000人増やすことを正式に発表するとともに、増員分の各医学部への割り当てを公開しました。2000人のうち8割以上が首都圏以外の大学に割り当てられ、ソウルにある医学部は定員の増員がありません。 
 
政府は、去年10月に、医師不足への対応策として医学部の定員を2000人増やすことを発表し、先月22日から今月4日まで、各大学から来年度の医学部の定員人数の希望を募りました。
 
これをもとに、専門家が参加する委員会で、増員枠の配分を議論し、20日にその結果を発表しました。
 
それによりますと、増員枠2000人のうち、82%が首都圏以外の27大学の医学部に割り当てられることになりました。
 
このうち、地方の国立大学病院の競争力強化として、地方の主な国立医大9校のうち7校について、これまでばらばらだった定員を一律200人に拡大します。

7つの国立医大の一つ、忠北(チュンブク)大学は、これまでの定員49人が一気に4倍以上に増えることになります。

増員枠の残りの18%は、医学部の定員が50人以下の小規模な大学のみがある京畿道(キョンギド)と仁川(インチョン)市の5つの大学に配分されました。
 
大学医学部の入学定員が増えるのは、1998年以来、27年ぶりです。
 
韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は、医学部の定員拡大について、「2000人の増員は医師不足を解決するための最小限の数字」と、改めて強調しました。
 
政府は、国立大学の教授を1000人新たに採用し、年内に1兆ウォンを投じて必須医療の診療報酬の引き上げを実施するなど、総合的な支援も迅速に実行に移す方針です。

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