去年の婚姻件数は、12年ぶりに増加に転じましたが、3年連続で20万件を下回りました。
統計庁は19日、去年の結婚と離婚に関する統計を発表しました。
それによりますと、去年の婚姻件数は19万4000件で、おととしに比べて1%増加しました。
婚姻件数が前の年に比べて増加したのは12年ぶりです。
統計庁は、コロナ禍で延期されていた結婚がおととしの後半から増加に転じ、去年の前半も引き続き婚姻の届け出が集中したことで、年間の婚姻件数としては、去年がおととしに比べて多くなったと分析しています。
ただ、去年の後半はまた減少に転じたため、全体の増加幅は予想を下回る1%にとどまったということです。
韓国の婚姻件数は、1997年に40万件を割り込み、その後30万件台で推移したあと、2016年に20万件台となりました。
さらに、2021年からは20万件を下回り、その後、3年連続で19万件台となっています。
一方、外国人との婚姻件数は、前の年に比べて3000件増えて2万件となりました。
全体の婚姻件数に占める割合は10%で、前の年より1.5ポイント増加しました。
初婚年齢も上昇が続いていて、平均初婚年齢は男性が34歳、女性は31.5歳と、前の年に比べてそれぞれ0.3歳と0.2歳上昇しました。