メニューへ 本文へ
Go Top

社会

80年代以降生まれは安全意識が高い セウォル号事故などが影響か

Write: 2024-03-12 14:10:11Update: 2024-03-12 16:00:46

80年代以降生まれは安全意識が高い セウォル号事故などが影響か

Photo : YONHAP News

1980年代以降に生まれた世代は、それ以前に生まれた世代に比べて、人工呼吸や心臓マッサージなどの救急処置や災害時の行動などに対する安全意識が高いことがわかりました。
 
統計庁は11日、世代ごとの安全意識や環境意識について調査した報告書を発表しました。
 
調査対象は世代別に、1995年から2005年生まれの「Z世代」、1980年から1994年生まれの「M世代」、1964年から1979年生まれの「X世代」、1955年から1963年生まれの「ベビーブーム世代」、1954年以前に生まれた「シニア世代」の5つのグループに分けられました。
 
このうち、緊急時の行動要領に対する認知度を見てみますと、Z世代が90%で最も高く、上の世代にいくほど認知度が低くなっていました。
 
とくに、「人工呼吸や心臓マッサージのやり方を知っている」と答えた割合は、Z世代が76.9%、M世代は71.0%と、2つの世代が70%を上回っていた一方、ベビーブーム世代とシニア世代はそれぞれ53.5%と28.0%にとどまりました。
 
報告書は、1980年代以降に生まれた、いわゆる「MZ世代」について、「セウォル号沈没事故や梨泰院転倒事故などの大惨事を経験したことにより、安全に対する意識が高まった世代だ」と分析しています。
 
また、MZ世代とX世代の半分以上が「個人情報の流出」について「安全ではない」と考えている一方、ベビーブーム世代とシニア世代は半分以上が「新種の疾病」について「安全ではない」と考えていることがわかりました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >