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サイエンス

国立環境科学院がNASAと共同研究 大気汚染の原因解明へ

Write: 2024-02-23 13:59:57Update: 2024-02-23 19:39:56

国立環境科学院がNASAと共同研究 大気汚染の原因解明へ

Photo : YONHAP News

韓半島を含む東アジア地域の大気汚染の原因を解明するため、国立環境科学院とNASA=アメリカ航空宇宙局による共同研究が始まり、その一環として、NASAの飛行機が韓国の首都圏の上空を低空飛行しました。 
 
この共同研究には、国立環境科学院とNASAのほか、韓国の国立気象科学院、高麗(コリョ)大学、延世(ヨンセ)大学、アメリカのプリンストン大学など、40あまりの機関と大学から500人以上の研究者が参加しています。
 
国立環境科学院とNASAは、2016年にも韓国で大気質に関する共同調査を行っていますが、大気汚染の原因を解明するためには、より広範な地域の観測が必要なことから、今回の調査では、韓半島に加え、フィリピンやマレーシア、タイなどを、調査の対象に加えています。
 
国立環境科学院によりますと、NASAが保有する飛行機「DC-8」が23日の朝、京畿道(キョンギド)烏山(オサン)にある韓国空軍の基地を出発し、首都圏の上空で実験用のデータを収集したということです。
 
韓国での飛行は26日まで行われ、27日からは台湾やフィリピンの上空でデータを収集するということです。
 
国立環境科学院とNASAは、今回の調査をもとに、来年、東アジアの大気汚染に関する報告書をまとめる計画です。

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