12日にカタールで開幕するサッカーの男子アジアカップで64年ぶりの優勝を狙う韓国代表が、現地時間の10日午後、カタールに到着しました。 
 
韓国代表は、翌11日の午前中にカタールで初練習を行う予定です。
 
アジアカップで、韓国は、1956年に香港で開かれた初回大会と1960年に韓国で開かれた第2回大会で2連覇を果たしていますが、それ以降60年間、一度も優勝できず、今大会で64年ぶりの優勝を狙います。
 
今大会は、イングランドのトッテナムで活躍するソン・フンミン選手をはじめ、パリ・サンジェルマンのイ・ガンイン選手、ウルバーハンプトンのファン・ヒチャン選手、ミュンヘンのキム・ミンジェ選手と、海外のリーグでプレーする選手らがそろっていることから、優勝への期待が高まっています。
 
韓国代表は、今月2日に出国してUAE＝アラブ首長国連邦で最後の調整を行っていて、6日にアブダビで開かれたイラクとの親善試合では1対0で勝利しています。
 
１次リーグでグループEに入っている韓国は、今月15日にバーレーンとの初戦を戦ったあと、20日にヨルダン、25日にマレーシアと対戦します。
 
1次リーグは24チームが6組に分かれ、各組の1位と2位のチームに加え、3位のうち成績上位の4チームが、ベスト16による決勝トーナメントに進みます。