今月12日にカタールで開幕するサッカーの男子アジアカップに出場する韓国代表が、現地時間の3日午前、本番に向けて練習と調整を行うアラブ首長国連邦のアブダビに到着しました。
大韓サッカー協会が選ぶ2023年を代表する選手に選ばれたキム·ミンジェ選手をはじめとする海外勢のうち数名は、先月末に国内組とソウルで合流していて、今回、一緒にアブダビに移動しました。
イギリスでプレーするトッテナムのソン・フンミン選手やウルバーハンプトンのファン・ヒチャン選手は、正規リーグの試合を終え、3日から始まるアブダビでの訓練に合流するということです。
一方、パリ・サンジェルマンのイ・ガンイン選手は、所属チームの試合の日程により、合流が遅れるということです。
韓国代表は、今月6日にアブダビのニューヨーク大学スタジアムで、イラクとのテストマッチを行う予定で、中東の気候など現地の環境の中で組織力を高めたあと、10日に決戦の地、カタールに向かいます。
韓国代表は、1960年に開催されたアジアカップの第2回大会で優勝して以降、一度も優勝できていませんが、これまでのほとんどの大会で、中東チームに負けたことが敗退につながったとされています。
今回、韓国が入っているE組には、中東のヨルダンとバーレーン、そしてマレーシアが属しています。