スノーボードのワールドカップは16日、ハーフパイプ第2戦の決勝がアメリカで行われ、韓国スノーボード女子のホープ、チェ・ガオン選手が優勝を果たしました。
スノーボードのハーフパイプは円筒を半分にした形のコースを滑りながら、「エア」と呼ばれるジャンプで、空中での技の高さや難度を競う種目です。
今シーズンの第2戦はコロラド州コッパーマウンテンで行われ、8人で争う女子の決勝に今回がワールドカップ初出場で最年少のチェ・ガオン選手が出場しました。チェ選手は11月に15歳になったばかりです。
チェ選手は、2日前に行われた予選で96.00をマークしトップで決勝に進み、決勝の2回目で女子では唯一、進行方向に対して背中側に2回転半する技、「スイッチバックサイド900」を決めるなど、92.75をマークし優勝しました。
2位は、日本の小野光希選手でした。
韓国の選手がスノーボードのワールドカップで優勝したのは、おととしのパラレルスラローム男子のイ・サンホ選手以来です。