通話中の音声を自動的に通訳して相手に伝えることができるサービスが、続々と登場しています。
韓国の通信大手SKテレコムは14日、iPhoneのユーザー向けに、AI=人工知能を用いて、通話音声をリアルタイムで通訳するサービスを、今月28日から始めると発表しました。
このサービスは、ユーザーが電話をかける際、韓国語、英語、日本語、中国語の中から希望する言語を選択すると、ユーザーが話した内容がその言語に通訳されて相手のスマートフォンで再生されます。
同じく、相手が話した内容も、ユーザーの言語に通訳されます。
通話用の自動通訳サービスを提供するのは、韓国ではSKテレコムが初めてです。
スマートフォンを製造するサムスン電子も、来年初めにリリースするスマートフォンの新機種に、通話音声の自動通訳機能を搭載すると発表しました。
ユーザーが自分の言語で話をすれば、スマートフォンに搭載されたAIが、リアルタイムで相手の言語に通訳して伝えます。
通訳された会話は、音声で聞くだけでなく、テキスト形式でスマートフォンに表示して目で確認することもできるということです。