日本の宮崎駿監督の長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」が、公開初日に25万人以上の観客を動員し、これまでに韓国で公開された日本映画の初日の観客数の記録を塗り替えました。 
 
韓国映画振興委員会によりますと、「君たちはどう生きるか」は、公開初日の25日に、およそ25万5000人を動員して興行ランキング1位を記録しました。

初日の観客数としては、ことし3月に公開された新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり」が14万3000人で、韓国で公開された日本映画として最高記録となりましたが、宮崎監督の10年ぶりの新作は、この2倍近い観客を集め、記録を大きく更新しました。

「君たちはどう生きるか」は、公開の翌日もおよそ9万4000人を動員し、2日連続で興行ランキング1位となっています。
 
「君たちはどう生きるか」は、第2次世界大戦当時に火事で母親を亡くした少年が、奇妙な鳥に導かれ、時空を超えた世界で冒険を繰り広げる物語です。