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文化

韓半島南部の「伽耶古墳群」 世界文化遺産への登録決定

Write: 2023-09-18 11:15:47Update: 2023-09-18 11:16:08

韓半島南部の「伽耶古墳群」 世界文化遺産への登録決定

Photo : YONHAP News

韓半島南部に残る古代国家・伽耶の遺跡7か所からなる「伽耶古墳群」が世界文化遺産に登録されました。

サウジアラビア・リヤドで開かれているユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産委員会は現地時間の17日、韓半島南部に残る古代国家・伽耶の遺跡7か所からなる「伽耶古墳群」について、世界文化遺産への登録を決めました。

伽耶は紀元前後から西暦562年まで、主に洛東江(ナクトンガン)流域を中心に繁栄した小国の総称で、今回、世界遺産への登録が決まった遺跡は1~6世紀中ごろまでに慶尚道(キョンサンド)と全羅道(チョンラド)地域につくられた古墳群7か所です。

慶尚北道(キョンサンブクト)の高霊(コリョン)池山洞(チサンドン)古墳群、慶尚南道(キョンサンナムド)の金海(キメ)大成洞(テソンドン)古墳群、咸安(ハマン)末伊山(マリサン)古墳群、昌寧(チャンニョン)校洞(キョドン)と松ヒョン洞(ソンヒョンドン)古墳群、固城(コソン)松鶴洞(ソンハクドン)古墳群、陜川(ハブチョン)玉田(オクジョン)古墳群、全羅北道(チョンラブクト)の南原(ナムウォン)酉谷里(ユゴクリ)と斗洛里(トゥラクリ)古墳群からなります。

世界遺産委員会は、伽耶古墳群について、「周辺国と自律的かつ水平的な独特な体系を維持し、東アジア古代文明の多様性を示す重要な証拠になるという点で、顕著な普遍的価値が認められる」と評価するとともに、古墳群内部の民間所有の土地を確保して遺産を保護する努力を続けることなどを勧告しました。

韓国が保有する世界遺産は、「伽耶古墳群」の登録により、合わせて16件となりました。

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