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国際

北の核への拡大抑止戦略 韓米が協議へ 

Write: 2022-09-14 11:33:17

北の核への拡大抑止戦略 韓米が協議へ 

Photo : YONHAP News

北韓の核の脅威に対応してアメリカが韓国に提供する、いわゆる「核の傘」を含む「拡大抑止戦略」について話し合う、高官級の会合に出席するため、申範澈(シン・ボムチョル)国防部次官が、現地時間の13日、ワシントン入りしました。
韓米の高官級が出席して拡大抑止戦略を協議するのは、4年8か月ぶりのことです。
拡大抑止戦略協議体の会合は、朴槿恵(パク・クネ)政権だった2016年12月に初めての会合が開かれてから、およそ1年後に2回目の会合が開かれましたが、その後は南北の和解ムードが形成されたとして中断されていました。
しかし、北韓の核の脅威が高まっているのを受け、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領就任直後のことし5月に開かれた韓米首脳会談で、再び開催することで一致しました。
韓米は、今週16日にアメリカ国防総省で話し合うことになっており、会合には趙賢東(チョ・ヒョンドン)外交部第1次官と申範澈国防部次官、アメリカからはジェンキンス国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)とカール国防次官(政策担当)が出席します。
北韓が7回目の核実験を行う可能性があるなか開かれる今回の会合では、アメリカの強化された拡大抑止のコミットメントについて確認するほか、北韓がICBM=大陸間弾道ミサイルの発射や核実験を強行した際、アメリカが韓半島周辺でとる対応など、具体的な拡大抑止策について話し合うものとみられます。
韓日米の安全保障担当のトップは、北韓が7回目の核実験を強行した場合、これまでとは確実に異なる対応をとると、今月初め、北韓に向けて警告しており、その具体策が今回の会合の要となります。

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