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政治

函館の魚の大量死 韓国政府「韓国国民の安全に影響ない」

Write: 2023-12-19 11:46:35Update: 2023-12-19 13:45:31

函館の魚の大量死 韓国政府「韓国国民の安全に影響ない」

Photo : YONHAP News

北海道函館市の海岸に大量の死んだイワシなどが漂着したことについて、韓国政府は「韓国国民の健康と安全には影響がない」という認識を示しました。 
 
今月7日、北海道函館市の海岸に大量のイワシなどの死骸が漂着しているのが見つかり、イギリスの大衆紙をはじめ、海外のメディアを中心に、福島第一原発の汚染処理水の海洋放出が原因ではないかとする見方が出ていました。
 
これについて、国務調整室の朴購然(パク・クヨン)第1次長は18日の定例会見で、「日本政府が正確な原因を調査中だが、過去の事例などを踏まえると、水温が急速に下がったことや、酸素が足りなくなって酸欠状態に陥ったことが原因ではないかと推定している」と述べました。
 
朴第1次長は、そのうえで、汚染処理水の海洋放出が始まる前のことし2月にも、新潟県でイワシの集団漂着があったと説明し、「日本での魚の大量死が、韓国国民の安全に影響を与えることはない」と強調しました。
 
韓国政府は、韓国の周辺水域の海水とそこでとれる水産物の放射能検査を定期的に行っていますが、函館でイワシなどの集団漂着が発生した直前の今月4日と5日に行った検査でも、異常は見つからなかったということです。
 
朴第1次長は、先週、福島第一原発の2号機の周辺で、除染作業に携わっていた作業者の顔に放射性物質の付着が確認されたことについても言及し、「放射性物質や汚染水が外部に漏れたわけではなく、韓国国民の健康と安全に影響はない」と述べました。
 
一方、東京電力は、福島第一原発での4回目の海洋放出を、来年2月下旬から行うと発表しました。

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