福島第一原発の汚染処理水の海洋放出は、4回目が年明け以降に行われる予定ですが、放出準備の状況を確認するため、韓国の放射能分野の専門家が日本を訪問しています。
政府は11日、韓国原子力安全技術院の専門家が、IAEA=国際原子力機関が福島に開設した現地事務所を訪問するため、10日に出国したと発表しました。
専門家は、IAEAの現地事務所や原発施設を訪問し、4回目の放出に向けた準備状況などを確認する予定だということです。
東京電力は先月20日に福島第一原発にたまる汚染処理水の3回目の海洋放出を完了していて、年明け以降に4回目の放出を開始する方針を示しています。
韓国政府は、1回目から3回目の放出の際にも、専門家を現地に派遣しています。