尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が来週中に「韓米政策協議代表団」を構成し、アメリカに派遣することがわかりました。
尹氏の報道官を務める金恩慧(キム・ウンヘ)氏は27日、尹氏が新政権発足前にアメリカ側と主な懸案について包括的かつ実質的な協議を行うため、「韓米政策協議代表団」を派遣することにしたと明らかにしました。
代表団は最大野党「国民の力」の朴振(パク・ジン)国会議員が団長を務め、韓米関係の専門家およそ5人で構成されるということで、アメリカの政府や議会、シンクタンクの要人らと面会し、韓米同盟や北韓問題などについて話し合う予定です。
代表団について金氏は、「主な懸案と今後の課題について具体的かつ実質的な協議を行うことで、新政権発足直後に両国の堅固な連携の下、緊密に協力する礎を築くためのもの」としたうえで、「アメリカ以外の国についても、必要に応じて代表団を派遣する案を検討していく」と付け加えました。