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文化

老舗映画館「大韓劇場」閉館へ 66年の歴史に幕

Write: 2024-04-30 15:43:04Update: 2024-04-30 18:09:04

老舗映画館「大韓劇場」閉館へ 66年の歴史に幕

Photo : YONHAP News

1958年に、ソウルの中心部、忠武路(チュンムロ)にオープンした老舗映画館「大韓劇場」が、66年の歴史に幕を下ろし、閉館することになりました。 
 
大韓劇場を運営する世紀(セギ)商社は30日、大韓劇場の営業をことしの9月30日をもって終了すると明らかにしました。
 
世紀商社は、大韓劇場の経営がかねてから赤字となっていることを閉館の理由として挙げています。
 
韓国では、1990年代の終わりに、CGVなど大型のシネマコンプレックスが登場し、急拡大しました。

現在では、映画館だけでなく、ショッピングモールと飲食店などが1つのビルに入店するかたちが主流となっています。
 
大韓劇場は、アメリカの「21世紀フォックス」のアドバイスのもと建設され、開館当時は、大型スクリーンと迫力のある音響を楽しめる、国内唯一の映画館でした。
 
世紀商社は、その後、映画館のほかにも、ショッピングモールや飲食店の営業にも事業を拡大し、2001年には11のスクリーンを備えたシネマコンプレックスとしてリニューアルオープンしましたが、全国展開する大手のシネコンとの競争に勝てず、赤字から抜け出すことはできませんでした。
 
大韓劇場の建物は、閉館後、文化芸術公演用の施設として利用されるということです。

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