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韓半島

北韓の金与正氏 李大統領を批判「歴史を変える偉人ではない」

Write: 2025-08-20 14:11:47Update: 2025-08-20 14:23:08

北韓の金与正氏 李大統領を批判「歴史を変える偉人ではない」

Photo : YONHAP News

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は、李在明(イ・ジェミョン)大統領について、「歴史の流れを変える偉人ではない」と批判しました。
 
朝鮮中央通信が20日伝えたところによりますと、金副部長は今月19日、北韓の外務省局長らとの協議の場で、韓国政府が最近、北韓に向けて発したメッセージについて言及し、「どの政権も同じだ」と反発したということです。
 
なかでも李大統領については、「歴史の流れを変える偉人ではない」と批判しました。
 
また、今週から始まった韓米合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド(UFS)」を取り上げて、韓国政府は「表と裏が違う」と非難しました。
 
さらに、韓国を「アメリカの一番の忠犬」と呼び、「アメリカに従属する国」というイメージを強調しました。
 
北韓の核やミサイル能力を早期に無力化するための新たな連合作戦計画にも触れ、「韓米が、北韓の体制崩壊を狙っているのであれば、対話は不可能だ」と主張しました。
 
専門家らは、金副部長の発言について、単なる韓国への非難にとどまらず、25日に予定されている韓米首脳会談を前に、韓米両国に揺さぶりをかけようとする意図があると分析しています。
 
また、韓国を排除して、アメリカとの直接交渉を試みるシグナルだという見方も出ています。
 
こうした金副部長の発言に対し、大統領室は、「北韓の当局者が、われわれの真摯な努力を歪曲しているのは遺憾だ。現政権が先行して取った措置は、南北双方の安定と繁栄のためのものだ」と反論しました。

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