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韓半島

非転向長期囚6人 北韓への送還を要請

Write: 2025-08-20 09:42:30Update: 2025-08-20 10:21:49

非転向長期囚6人 北韓への送還を要請

Photo : YONHAP News

1945年の独立当時、北韓への支持から韓国への転向を拒み長期間服役した北韓出身の元収監者6人が、自分たちを北韓に送ってほしいと、政府に要請したことが明らかになりました。
 
韓国統一部によりますと、アン・ハクソプさんをはじめとする、独立当時、韓国で収監中だったものの、韓国への転向を拒み長期間服役した、いわゆる「非転向長期囚」6人が最近、北韓への送還を求める公式の要請を行ったということです。
 
アンさんらの北韓送還を支援する市民団体は先月18日、記者会見を開き、ジュネーブ条約に基づき、南北軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)を通じて6人を送還するよう訴えました。
 
政府関係者は、「要請の内容は承知しているが、送還を進めるかどうかは現時点で決まっていない」と述べました。
 
アンさんは、仁川(インチョン)の江華島(カンファド)出身で、韓国戦争当時に北韓軍へ入隊し、1952年7月に江原道(カンウォンド)へ潜入して活動していたところ、1953年4月に逮捕されました。
 
その後、43年間服役し、1995年8月の独立記念日「光復節」の恩赦で釈放されました。
 
金大中(キム・デジュン)政権は、2000年9月、その年の6月に開かれた南北首脳会談を機に63人の「非転向長期囚」を送還しましたが、当時、アンさんは「アメリカ軍が韓半島から撤退するまで闘争を続ける」として、韓国に残りました。
 
それ以降、「非転向長期囚」の送還は行われていません。

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