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政治

李大統領 韓日関係「過去直視し未来志向へ」光復80周年式典で

Write: 2025-08-15 14:09:51Update: 2025-08-15 15:06:48

李大統領 韓日関係「過去直視し未来志向へ」光復80周年式典で

Photo : YONHAP News

日本からの独立、光復80周年を迎えた15日、李在明(イ・ジェミョン)大統領は、韓日関係について、「過去を直視しつつ未来志向で共生と協力の道を探る」との考えを示しました。
 
ソウルで開かれた記念式典で李大統領は、ことしが光復80周年であり、韓日国交正常化60周年にもあたると述べ、韓日関係について、「過去を直視しつつ未来へ進む知恵が必要だ」と述べました。
 
李大統領はまた、「両国は長い歴史を共有してきた。日本との関係構築は常に重要な課題だ」と強調し、歴史問題で苦しむ人々や意見の対立がある一方、独立運動家の夢と先人の願いを受け継ぎ、真の隣国関係を築くべきだと訴えました。
 
李大統領は、日本を「経済発展において切り離せない重要なパートナー」と位置づけ、信頼を基盤に協力すれば、人工知能を活用する力の差によって国や企業間の格差が広がる、いわゆる「超格差AI時代」の課題も乗り越えられると述べました。
 
さらに、国益中心の実用外交の原則でシャトル外交を進める考えを示し、日本政府にも過去を直視し信頼を損なわない努力を求めました。
 
一方、北韓に対しては、信頼回復が重要だとして対話再開の意欲を表明しました。ビラ散布や北韓向け拡声器放送の中止など緊張緩和措置を一貫して取る方針を示し、軍事境界線付近での敵対行為を禁じた、2018年9月の南北軍事合意を段階的に復元するとしました。
 
また、「南北は敵ではない」として、北韓の体制を尊重し、吸収統一は追求しないと明言しました。そのうえで、非核化を目指し、国際社会と協力して打開策を探ると述べました。

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