メニューへ 本文へ
Go Top

政治

李大統領とベトナム最高指導者 戦略的パートナーシップ強化で一致

Write: 2025-08-11 14:15:07Update: 2025-08-11 14:29:24

李大統領とベトナム最高指導者 戦略的パートナーシップ強化で一致

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領は11日、ソウル・龍山(ヨンサン)の大統領室で、国賓として韓国を訪れたベトナムの最高指導者で共産党トップのトー・ラム書記長と初めて会談し、両国の戦略的パートナーシップを一層強化していくことで一致しました。李大統領就任後、外国首脳による国賓訪問は初めてです。

トー・ラム書記長は、11日午前、韓国軍儀仗隊の歓迎を受けて大統領室に到着し、首脳会談に臨みました。
 
会談で李大統領は、ベトナムについて「数万人が韓国で働き、10万組の国際結婚を通じて結ばれた、近くて特別な国だ」と述べました。また、「ベトナムは韓国にとって3大貿易相手国の一つであり、1万社を超える韓国企業が進出する重要なパートナーだ」として、進出企業が自由に活動できる環境の保証を求めました。
 
これに対し、トー・ラム書記長は、「新政権発足後、最初の国賓として招かれ光栄だ」と述べ、韓国をベトナムの最優先の投資・観光パートナーと位置づけました。そのうえで、「韓国の技術力とビジョンが、新たな“漢江(ハンガン)の奇跡”をもたらすことを期待している」と述べました。
 
両首脳は、韓国とベトナムのFTA=自由貿易協定発効10年を機に、2030年までに貿易額1500億ドルを目指すことで合意し、包括的戦略的パートナーシップ強化のための共同声明を採択しました。また、韓半島の平和や北韓の核問題、多国間外交での協力拡大でも一致し、科学技術、再生可能エネルギー、金融など10分野で覚書(MOU)に署名しました。
 
トー・ラム書記長は、このあと、3泊4日の日程で晩餐会などに出席する予定です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >