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政治

トランプ大統領「閉鎖的だった韓国市場を開放した」

Write: 2025-08-06 14:39:25Update: 2025-08-06 14:49:52

トランプ大統領「閉鎖的だった韓国市場を開放した」

Photo : YONHAP News

アメリカによる相互関税の発動を7日に控え、トランプ大統領は、各国との通商交渉での成果を強調し、「閉鎖的だった韓国市場を開放した」と主張しました。
 
トランプ大統領は現地時間の5日、アメリカの経済専門メディア「CNBC」とのインタビューに応じ、「韓国はこれまで閉鎖的な国だったが、今回の交渉を通じて市場を開放した。これにより巨大なビジネスが展開されるだろう」と述べました。
 
また、「われわれは韓国に対し、自動車やトラック、SUV=スポーツ用多目的車を販売できるようになった」と強調しました。
 
アメリカ産の自動車はすでに韓国に輸入されていますが、アメリカ側は、韓国が定める自動車の安全基準や環境規制を「事実上の非関税障壁だ」と主張しています。
 
こうしたなか、韓国産業通商資源部は今回の交渉結果について、「アメリカ産の自動車に対し、一定の安全基準を受け入れることにした」と発表しています。
 
また、トランプ大統領は、韓国が表明したアメリカに対する投資について、「融資ではなく贈り物だ」としたうえで、約束を履行しない場合には最大で35%の関税を課すと警告しました。
 
これに対し、韓国政府は、「大部分が融資または保証の形式だ」と説明していて、トランプ大統領の今回の発言で、両国の見解の違いが浮き彫りになっています。
 
こうした解釈の食い違いについては、今月中に予定されている韓米首脳会談で整理される見通しです。
 
一方、アメリカが各国に対して発動する相互関税は、アメリカ東部時間の7日午前0時1分から適用されます。
 
韓国に関しては、これまで実質的に無関税の恩恵を受けていた韓米FTA=自由貿易協定が事実上、白紙に戻され、基本関税10%に加えて15%の国別関税が上乗せされた、合わせて25%の相互関税率が通知されました。

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