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国際

広島で韓国人被爆者の慰霊祭

Write: 2025-08-06 09:47:55Update: 2025-08-06 11:11:17

広島で韓国人被爆者の慰霊祭

Photo : YONHAP News

広島に原爆が投下されてから6日で80年になるのを前に、原爆によって犠牲になった韓国人を慰霊する式典が5日、広島市の平和記念公園にある「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」の前で行われました。
 
慰霊祭を主催する民団=在日本大韓民国民団広島県地方本部の金基成(キム・ギソン)団長は、「原爆が人々と街をいかに残酷な姿に変えたのかをよく知っている」としたうえで、「韓日国交正常化60周年を迎えた両国が、手を取り合って世界平和の実現に貢献していくことを願う」と追悼の辞を述べました。
 
慰霊碑には、この1年間に亡くなった被爆者10人の名前を加えた2824人の死没者の名簿が納められました。
 
在日韓国大使館によりますと、広島と長崎に投下された原爆による韓国人被害者は、死亡者がおよそ4万人、生存者がおよそ3万人の合わせて7万人と推定されています。
 
広島の韓国人原爆犠牲者慰霊碑は、民団広島県本部の主導により1970年4月に建立されました。
 
建立当初は平和記念公園の外にありましたが、在日韓国人や日本の市民団体の要請を受け、1999年7月に公園の中に移設されました。

一方、李在明(イ・ジェミョン)大統領は5日、自身のSNSに「祖国でもない異国の地で、歴史の荒波に苦しみを受けた原爆被害者の同胞とご遺族の皆さまに、深く哀悼とお見舞いの言葉を申し上げます」と投稿しました。

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