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経済

上半期の中小企業輸出額が567億ドルに 化粧品が成長を牽引

Write: 2025-08-05 09:44:20Update: 2025-08-05 09:54:11

上半期の中小企業輸出額が567億ドルに 化粧品が成長を牽引

Photo : YONHAP News

ことし上半期の中小企業の輸出額が567億ドルに達し、7四半期連続のプラス成長となりました。
 
輸出額がもっとも大きい品目は化粧品で、次いで中古自動車などが化粧品とともに輸出額の増加をけん引しました。
 
韓国中小ベンチャー企業部が4日発表した「2025年度上半期中小企業輸出動向」によりますと、中小企業の四半期ごとの輸出額は、2023年第4四半期からことし第2四半期まで、7四半期連続でプラス成長を記録しました。
 
品目別でみますと、輸出額が最も大きいのは化粧品で、前年同期比19.7%増えて39億4000万ドルで、上半期としては過去最大となりました。
 
自動車の輸出額も73.7%増えて、39億2000万ドルに達しました。中東地域などでの高い認知度と価格競争力を確保したことで、中古車需要が急増していることが影響したものとみられます。
 
一方、「その他の機械類」は、電気自動車の一時的な需要の鈍化に伴い、関連装備の需要が減少したことを受け、前の年に比べて31.2%減少した10億7000万ドルにとどまりました。
 
輸出相手国別では、1位のアメリカが93億3000万ドルで、前の年に比べて1.1%増加しました。化粧品や電力用機器など、主力品目の増加傾向が続き、上半期としては過去最高の輸出額を記録しました。

ただ、ことし上半期にアメリカ向けの輸出が好調だったのは、アメリカの関税措置を見据え、アメリカ現地で在庫を予め確保しておくための動きが影響したものとみられます。
 
中小ベンチャー企業部は、「韓国製化粧品が中小企業全体の輸出を牽引していて、今後はファッションや食品などの有望品目も着実に育成していく」としたうえで、「初めて輸出に取り組む企業は、オンラインでの輸出ルートを活用できるよう、サポートする計画だ」と説明しました。

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