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政治

与党新代表に大統領に近い鄭清来氏

Write: 2025-08-04 10:11:26Update: 2025-08-04 10:55:11

与党新代表に大統領に近い鄭清来氏

Photo : YONHAP News

与党「共に民主党」の新たな代表に、李在明(イ・ジェミョン)大統領に近い鄭清来(チョン・チョンレ)議員が2日、選出されました。
 
鄭新代表は李在明政権で初の与党代表として、巨大与党を率いて政権初期の国政運営を支える役割を担うことになりました。

鄭新代表は2日、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市のKINTEXで開かれた2回目の全党大会の代表選で得票率61.74%を獲得し、38.26%の票を得た朴賛大(パク・チャンデ)候補に圧勝しました。

鄭新代表は、2004年の総選挙で初当選し、現在は4期目の国会議員です。これまで党の最高委員や、国会科学技術情報通信委員長などを歴任しました。

尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による昨年12月の「非常戒厳」をめぐっては、国会法制司法委員長として大統領の弾劾、罷免を推し進めました。
  
代表受諾演説で鄭代表は、去年12月に非常戒厳を宣言した尹錫悦前大統領について、「内乱の試みは徹底的に断罪されなければならない。こうした事態が再発しないよう、内乱の根絶に全力を尽くす」として、尹前大統領と同調した勢力を「内乱勢力」と位置づけ、強硬な対応を取ると宣言しました。
 
また、全党大会後の記者会見では、「いまは与野党が対立しているわけではなく、内乱勢力と戦っている最中だ」と述べたうえで、「謝罪のない『国民の力』とは握手できない」と強調しました。
 
さらに、検察やメディアの「改革」を繰り返し訴え、秋の連休の「秋夕(チュソク)」前の10月までに関連法案の立法を完了させると明らかにしました。
 
「共に民主党」は国会の定数300議席のうち、単独で法案を可決できる過半数を超える175議席を確保していて、立法面で強力な後押しが可能な仕組みとなっています。
 
鄭代表の任期は来年8月までで、来年の6月3日に行われる地方選挙も統括することになります。鄭代表は「来年の地方選挙の勝利にすべてをかける」と意気込みを示しました。

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