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社会

記録的な猛暑で熱中症患者3100人超 3割が高齢者

Write: 2025-08-04 09:50:49Update: 2025-08-04 11:02:03

記録的な猛暑で熱中症患者3100人超 3割が高齢者

Photo : YONHAP News

記録的な猛暑が続くなか、ことしに入って熱中症で救急搬送された患者が3100人を超えました。
 
韓国疾病管理庁によりますと、2日、全国の516の救急指定病院を訪れた熱中症患者は合わせて87人で、このうち京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)では1人が死亡しました。
 
疾病管理庁がことしの熱中症監視体制を開始した5月15日からの累計では、熱中症患者は3143人、死者は19人となっています。
 
去年の監視開始日である5月20日を基準とした場合、ことしの累計熱中症患者は3127人で、去年の同じ時期の1409人と比べておよそ2.2倍に上っています。
 
死者も去年の11人からことしは19人と、およそ1.7倍に増えました。
 
熱中症は高温によって引き起こされる急性疾患で、頭痛やめまい、筋肉のけいれん、強い倦怠感などの症状を伴い、適切な処置を行わない場合、意識が低下し、命に関わるおそれもあります。
 
とくに、高齢者は体温調節機能が低下しているため、熱中症への注意が必要とされていますが、実際に、ことしの累計熱中症患者のうち31.9%は65歳以上の高齢者でした。
 
熱中症の発生場所は屋外の作業現場が31.7%、路上が12.6%、田畑が11.5%と、屋外空間が大半を占めています。

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