イングランドのプロサッカー、プレミアリーグのトッテナムとの決別を宣言したソン・フンミン選手が、移籍先として有力視されているアメリカのMLS=メジャーリーグサッカーのロサンゼルスFCから、リーグ全体でトップ3位に入る高額年俸の提示を受けていることがわかりました。
イギリスのスポーツメディア「ギブ・ミー・スポーツ」は3日、トッテナムとロサンゼルスFCがソン選手の移籍に向けた最終調整を行っていると報じました。
それによりますと、ロサンゼルスFCとソン選手は個人条件についてほぼ合意していて、年俸はMLS全体で3位のセルヒオ・ブスケツ選手を上回る水準ということです。
スペイン代表出身のブスケツ選手は現在、インテル・マイアミで年俸870万ドル、およそ13億円を受け取っていて、リオネル・メッシ選手、ロレンツォ・インシーニェ選手に次ぐ3位となっています。
一方、ソン選手は2024−25シーズンのトッテナムにおいて、年俸988万ポンド、およそ19億円に加え、肖像権による収益も別途、得ていたとされています。
アジア人として初めて「プレミアリーグの得点王」に輝いたソン選手は、これまで10シーズンにわたってトッテナムに在籍し、公式戦454試合に出場して173ゴール、101アシストという輝かしい記録を残しました。