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サイエンス

気象庁 8月はさらに蒸し暑くなる見通し

Write: 2025-08-01 13:48:51Update: 2025-08-01 14:10:54

気象庁 8月はさらに蒸し暑くなる見通し

Photo : YONHAP News

ことし6月と7月の日中の最高気温の平均が30.1度と過去最高を記録したなか、8月にはさらに厳しい暑さが続くものとみられます。
 
1日、気象庁が発表したところによりますと、このところ続いている蒸し暑さの原因は、韓半島の上空で高気圧が重なり合う「ダブル高気圧」であることがわかりました。北のチベット高気圧と南の北太平洋高気圧が同時に張り出し、「2重の布団」のようにのしかかっていることで、地表の熱が逃げにくくなり、気温が急上昇しているのです。
 
気象庁は、韓半島を覆っている2つの高気圧が、台風に囲まれて動かなくなり、しばらくは暑さが続くと説明しています。
 
4日以降は、台風9号が北に進み、韓半島の上空に張り出した高気圧の勢力が一部弱まるものとみられます。ただ、南から流れ込んでいる水蒸気と高温多湿な南寄りの風の影響で、高温に加えて、湿度が高くなり、体感温度はさらに上がる見込みです。
 
一方、猛暑とともに記録的な豪雨が発生する可能性もみられています。今月5日から6日にかけて、北から流れ込んだ乾いた空気が大量の水蒸気とぶつかり合い、ソウルをはじめとする中部地方を中心に大雨が降るものと予想されます。
 
気象庁は、「雨の影響で、気温が多少変動する可能性があるが、日中の猛暑と熱帯夜は今後も続く見込みだ」と説明しました。
 
ソウルでは、7月の熱帯夜の日数が31日までに合わせて23日となり、観測を始めた1908年以降、7月としては最も多くなっています。

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