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韓半島

北韓住民が亡命 李政権下で初の徒歩越境

Write: 2025-07-31 11:23:37Update: 2025-07-31 12:25:27

北韓住民が亡命 李政権下で初の徒歩越境

Photo : YONHAP News

今月3日、中西部戦線の非武装地帯にある軍事境界線を越えて南下した北韓の男性が、亡命意思を示したことがわかりました。李在明(イ・ジェミョン)政権発足後、徒歩で越境した初の事例となります。
 
韓国軍の合同参謀本部によりますと、3日未明、中西部戦線の軍事境界線 付近の河川を通って南下していた北韓の男性が、韓国軍の熱感知カメラによって確認されたということです。
 
男性は水深1メートルほどの浅い川で身を低くして移動したということで、軍は武装作戦チームを投入して接近し、接触に成功しました。
 
民間人だと明かしたこの男性は武装していなかったということで、「安全に案内する」という軍の呼びかけに応じて非武装地帯を出ました。
 
韓国の情報当局による合同での尋問の結果、この男性は北韓で職場での持続的ないじめに耐えかねて脱北を決意したと証言しました。
 
臨津江(イムジンガン)を3日間流れにそって南下し、酒と豚の脂身だけでしのいだと語りました。
 
関係者は、「通常であれば生存が難しい方法だが、運良く成功した例だ」とコメントしました。
 
陸路による越境は、去年8月に東海線付近の空き地を通って南下した北韓軍兵士以来です。
 
一方、2025年の1月から3月までの脱北者数は、女性37人、男性1人の合わせて38人で、このうち20代から30代が半数以上を占めています。

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