5月の出生数が去年の同じ月に比べて3.8%増えて、11か月連続の増加となりました。
韓国統計庁が23日に発表した「2025年5月の人口動向」によりますと、出生数は、去年の同じ月に比べて3.8%増えて2万309人と、去年7月以降11か月連続で増えているということです。
出産可能な年齢の30代の女性の人口増加や、コロナ禍以降の婚姻件数の増加、出産に対する意識の変化などが影響したとみられています。
実際に、5月の婚姻件数は去年の同じ月に比べて4%増えて2万1761件となり、これも14か月連続の増加傾向を示しています。
また、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」も0.75と、去年よりわずかながら上昇しました。
ただ、依然として死亡数が出生数を上回り、出生数から死亡数を差し引いた「自然増減数」は、8202人の自然減となりました。