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国際

プーチン大統領「北韓・中国の国境に繋がる道路建設を検討」

Write: 2025-07-17 12:07:37Update: 2025-07-17 16:55:35

プーチン大統領「北韓・中国の国境に繋がる道路建設を検討」

Photo : YONHAP News

ロシアのプーチン大統領は、北韓や中国など隣接国との国境に繋がる道路の建設案について検討する考えを明らかにしました。
 
ロシア国営のタス通信によりますと、プーチン大統領は現地時間の16日、M-12高速道路の延伸開通式でのビデオ演説で、「東部路線の開発を引き続き積極的に推進していく」としたうえで、「高速道路をロシア西部のチュメニ地域からシベリア、極東地域に繋げるべきだ」と強調しました。
 
さらに、「カザフスタン、モンゴル、中国、北韓との国境に繋がる道路の建設案も当然検討し、それによって輸送能力が大幅に向上する」としたうえで、「この路線は国際的な輸送網の一部となり、重要かつ競争力のある物流の大動脈になるだろう」と語りました。
 
この日の行事は、ロシアの首都モスクワとタタールスタン共和国の首都カザンを結ぶ高速道路M-12の一部区間が東側に向けて延伸開通したことを記念して開かれました。
 
北韓と中国の国境に繋がる道路がロシアの主な道路網と結ばれれば、両国間の貿易や人的交流が更に活発になるとの見方も出ています。
 
ロシアは、ウクライナ戦争以降、西側諸国との対立が深まっているなか、中国や北韓との協力を一層強化しています。
 
ロシアと北韓は去年、包括的戦略パートナーシップ条約を締結し、その後、交通分野での協力も進めています。
 
これに先立ち、北韓とロシアはことし4月末、豆満江(トゥマンガン)に両国を自動車で往来できるようにする自動車専用橋の建設に着手しました。現在、豆満江には鉄道用の橋はありますが、自動車用の橋はありません。
 
また、2020年の新型コロナウイルスの影響で中断されていたモスクワ-平壌、ハバロフスク-平壌を往来する直通列車の運行が先月再開されたほか、空の便も今月27日からはモスクワと平壌を結ぶ直行便の運航が始まる予定です。

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