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経済

韓米関税協議で農産物市場開放の可能性も 通商当局が初言及

Write: 2025-07-15 10:11:09Update: 2025-07-15 15:48:18

韓米関税協議で農産物市場開放の可能性も 通商当局が初言及

Photo : YONHAP News

アメリカとの関税協議の期限が来月1日に迫るなか、韓国政府は農産物市場の開放も戦略的に検討すべきとする考えを示しました。
 
アメリカとの協議を終えて先週、帰国した産業通商資源部の呂翰九(ヨ・ハング)通商本部長は、14日に開かれた記者懇談会で、アメリカが提示した相互関税の発動時点まで20日を切ったことに触れながら、「今は互いに譲り合う協議の準備をすべき時期だ」としたうえで、「農産物分野についても戦略的な判断が必要だ」と述べました。
 
韓米間の関税協議が始まって以降、通商当局が農産物の市場開放の可能性に言及したのは、これが初めてです。
 
これに先立ってアメリカは、韓国に対し来月1日から相互関税25%を課すとする書簡を公開しました。
 
これを受け、呂本部長はアメリカを訪問し、アメリカのラトニック商務長官と2度にわたって面会し、協議を行いました。
 
トランプ政権は、農畜産物分野で30か月以上にわたるアメリカ産牛肉の輸入、コメの輸入拡大、遺伝子組み換え農産物に関する規制の緩和などを求めていると伝えられています。
 
呂本部長は、今週中に関係省庁や関係団体、国会と最大限協議したうえで、再び訪米し協議を続ける方針を明らかにしました。
 
仮に市場開放の議論が本格化した場合、農家の反発は避けられない見通しです。

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