韓国法務部は、ことし4月から6月にかけて実施した出入国管理法違反の取り締まりで、不法滞在の外国人1万1253人と、外国人を違法に雇った雇用主2289人を摘発したと明らかにしました。
摘発された不法滞在外国人のうち、9525人は強制退去など出国処分、1728人は罰金が科されました。自主的に出国意思を示した不法滞在者8592人は自主退去となりました。
法務部は、不法滞在外国人のうち、違法薬物の販売や流通に関与した者や、体内から違法薬物が検出された者など合わせて27人を検挙したほか、およそ2億4200万ウォン相当の違法薬物を押収しました。
また、外国人を違法に雇った雇用主2289人のうち、2263人にはおよそ101億ウォンの罰金を科し、違法な就職や入国を斡旋したとして摘発した26人のうち6人を逮捕しました。