KBO=韓国プロ野球のオールスター戦が、韓国中部の大田(テジョン)で開かれました。気温が34度に達する厳しい暑さのなかでも、およそ1万7000人のファンが球場に詰めかけ、スター選手たちの華やかな競演に、大きな盛り上がりを見せました。
今回のオールスター戦は、これまでに開催された試合の中で通算24回目の入場券完売となりました。特に近年は、4年連続でチケットが完売していて、韓国プロ野球への根強い人気がうかがえます。
特に今年のオールスター戦は、今年新たにオープンした「ハンファ生命イーグルスパーク」で行われたことや、今年の前半戦で大田を本拠地とするハンファ・イーグルスが33年ぶりに単独首位で折り返したことも相まって、会場は例年以上の熱気に包まれました。
一方、今年のオールスター戦は、KBOリーグに所属する10球団が2つのチームに分かれて対戦する形式で行われました。「ナヌム・オールスター」は、KIAタイガース、LGツインズ、ハンファ・イーグルス、NCダイノス、キウム・ヒーローズの5球団の選手で構成され、「ドリーム・オールスター」は、サムスン・ライオンズ、斗山(トゥサン)ベアーズ、KTウィズ、SSGランダース、ロッテ・ジャイアンツの選手で編成されました。
試合は8対6でナヌム・オールスターが勝利しました。2015年から現在の2チーム制が導入されて以降、ナヌムはこれで通算5勝4敗と、ドリームを上回っています。
韓国プロ野球KBOリーグは、今月17日から後半戦がスタートします。