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社会

韓国の人口 100年後に今の15%に減少

Write: 2025-07-03 09:41:56Update: 2025-07-03 10:10:44

韓国の人口 100年後に今の15%に減少

Photo : YONHAP News

少子高齢化がこのまま続いた場合、100年後には韓国の人口が、最悪のシナリオでいまの15%、およそ753万人まで減少する可能性があるという分析結果が出ました。
 
韓半島未来人口研究院が2日に発表した「2025人口報告書」によりますと、韓国の人口は2125年に、最悪のシナリオで753万人にまで減少するということです。
 
これは、いまのおよそ5000万人の15%にあたり、いまのソウル市の人口よりも少ない水準です。
 
楽観的な見通しでも、人口は1573万人にとどまり、いずれのシナリオでも人口はいまの3分の1以下に減少するということです。
 
人口減少のスピードは今後さらに加速し、2075年までに30%が減少し、その後の50年間でさらに半数以上が減ると予測されています。
 
同時に急速な高齢化も進み、2100年には、生産年齢人口100人で65歳以上の高齢者140人を支えなければならない「逆ピラミッド型社会」が到来するとしています。
 
いまは100人で30人の高齢者を支えています。
 
報告書は、結婚や出産が経済的条件に大きく左右されている現状を指摘し、対応戦略として、出産・育児の負担軽減や仕事と家庭の両立、定年延長、移民政策の見直し、そして生産性を重視した経済構造への転換が必要だとしています。

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